良いプレゼン動画は、すでに作り上げたデッキの構成を保ちながら、全スライドを手作業で録画する手間を省けるべきです。VisionStoryならページを取り込み、スピーカーノートをナレーションのたたき台に変換し、AIプレゼンターを追加して、レンダリング直前までスクリプトとレイアウトを編集できます。
これはPowerPointの画面録画ではありません。各スライドは、プレゼンター配置とナレーションを個別に持つ動画シーンになり、最終レンダリングでクレジットを使う前に、デッキ全体を1本の連続シーケンスとして確認できます。上の動画は現行UIでの一連のワークフローを通しで紹介し、下のガイドでは判断ポイントをすべて詳しく解説します。
このガイドで扱う内容:PowerPoint/Keynoteデッキのインポート、最初のAI Scriptドラフトの方向付け、リンクされたスライド作業スペースでの編集、プレゼンターの演出、ナレーションの調整、AI Assistantの活用、生成前のプレビュー。
始める前に:元デッキを準備する
まずは、視覚的な構成がすでに明確なプレゼンから始めましょう。VisionStoryが現在対応しているのはPowerPointとKeynoteファイルです。取り込まれたページは静止した動画シーンになるため、元データのアニメーションやトランジションは再現されません。代わりに、ナレーションを軸にテンポを設計してください。
- 重要なテキストやグラフはスライドの余白内に収めます。
- 各ページで話す内容が決まっている場合はスピーカーノートを追加します(初期スクリプトになります)。
- スライドは簡潔に。画面に載せきれない説明はナレーションで補えます。
- アップロード前に、重複や不要なページを削除します。
現在のスライド上限:Proは最大20枚、Advancedは最大50枚、Ultraは最大100枚に対応しています。上限は変更されることがあるため、最新情報は料金ページでご確認ください。
ステップ1:デッキをアップロードし、VisionStoryにシーンを構築させる
AIプレゼンテーションを開き、プレゼン資料をアップロード領域へドラッグします。処理が完了するとデッキは新しい制作物として表示され、スライド1枚ごとに1シーンが作られ、スピーカーノートがある場合は初期ナレーションとして読み込まれます。

取り込んだ各ページは新しいシーンの静的背景になるため、PowerPointのアニメーションやトランジションは元ファイル側に残ります。最終的なリズムは、ナレーション、プレゼンターの動き、スライド間のタイミングで作ります。
ステップ2:最初のナレーション草案をガイドする
Createをクリックする前に、想定する視聴者、トーン、そして必ず残すべきメッセージを短く指示として入れましょう。長いクリエイティブブリーフより、実用的な1行プロンプトのほうが効果的です。
- AI Script on — VisionStoryがデッキ、ノート、指示をもとに、全スライドのナレーションを下書きします。
- AI Script off — スピーカーノートのスクリプトを起点に、手動編集で進めます。
- Target duration — 初期草案の目安として3分、5分、10分を選びます。
タイマーではなく目安:時間設定は推定値です。スライド数、ナレーションの長さ、ポーズ、録音、後からの編集などで最終尺は変わります。
選択ができたらCreateをクリックします。VisionStoryがデッキを解析し、ナレーションを準備し、各ページのプレゼンター配置案を提案します。

ステップ3:リンクされた作業スペースでページごとに進める
エディターでは、アクティブなページの4つの要素が連動しています。スライドのサムネイルをクリックすると、メイン構成、ナレーション欄、AI Assistantのコンテキストが同時にそのページへ切り替わります。
- スライドサムネイル — デッキを移動し、どのページがアクティブか確認します。
- ライブ構成 — 取り込んだスライドと現在のプレゼンター配置を確認します。
- ページナレーション — 文章を編集し、音声をプレビューしたり、この1枚だけ録音したりできます。
- AI Assistant — 現在のページをコンテキストとして見ながら文章を調整できます。

「1つ変更すれば全体に効く」と決めつけず、デッキはページごとに見直しましょう。グラフがプレゼンターで隠れている、スライドタイトルを文章で繰り返している、もう少しゆっくり進めたいページがある――といった点をここで拾えます。
ステップ4:各スライドのAIプレゼンターを整える
VisionStoryは、重要なスライド内容が見えるようにプレゼンター位置を提案します。まずは強力な出発点として使い、必要なページだけ手動でプレゼンターを選択して調整しましょう。
- 移動・サイズ変更 — テキスト、グラフ、視線誘導に合わせて配置します。
- キャラクターを切り替え — 視聴者やテーマに合わせて別のプレゼンターを選びます。
- フレームを変更 — 四角や円形の切り抜きを使い、背景は透明または色付きにできます。
- レイアウトを再利用 — コピー、貼り付け、非表示、または現在の設定をデッキ全体に適用できます。

結果を確認せずに、1つの配置をすべてのスライドへ適用しないでください。タイトルページでうまくいく位置が、グラフスライドの最重要データを隠してしまうことがあります。
ステップ5:プレゼンの音声を選び、各ページを微調整する
音声コントロールを開き、プレゼン全体で使う音声を1つ選びます。適用する前に候補をプレビューして、アクセント、話速、声のキャラクターが視聴者に合うか確認しましょう。選び方の手順はAI音声の選び方で詳しく紹介しています。
一方、スクリプトはページごとに管理されます。アクティブなスライドのナレーションを編集し、間が必要な箇所に0.5秒のポーズを挿入し、Preview Audioで結果を聞いてから次へ進みましょう。
あるページではテキスト読み上げが合わない場合、Recordを開いて、そのスライドだけ自分のナレーションを最大3分まで録音できます。

ステップ6:編集権を手放さずにAI Assistantを使う
AI Assistantは、現在のスライドをコンテキストとして見せたまま、ナレーションの生成、推敲、短縮、構成変更ができます。「全部よくして」ではなく、このスライドをもっと短く、要点だけにしてのように、狙いを明確に伝えるのがコツです。
提案は最終シーケンスに入れる前に必ず確認しましょう。採用、コピー、再試行、前の版へ戻す、を選べます。アシスタントは、現在のページだけでなくデッキ全体にも対応できます。
承認済みの参照資料が必要な場合はPDFを添付します。講座概要、製品資料、またはナレーションの根拠にしたい別ソースなどが適しています。

ステップ7:デッキ全体をプレビューし、生成設定を確認する
Previewを開き、ナレーションを1つのシーケンスとして聞きながら、スライドが切り替わる流れを確認します。ここでチェックすべきは、各ページ単体ではなく全体のつながりです。
- ナレーションのテンポは、各スライドの情報量に合っていますか?
- プレゼンターは見出し、グラフ、重要な要素を避けられていますか?
- スライドの切り替えは、説明の自然な区切りで起きていますか?
- 固有名詞、数字、専門用語の発音は正しいですか?
- 最後のページは、締めとして気持ちよく終われていますか?
シーケンスの準備ができたらGenerateをクリックします。タイトルを確認し、Credit Detailsを開き、プランで利用可能な解像度を選び、レンダリング完了時にVisionStoryからメール通知を受け取るか決めましょう。Proは現在最大720p、AdvancedとUltraは最大2Kに対応しています。レンダリングに必要なクレジットはVisionStoryのクレジットの仕組みをご覧ください。

作り直さずに、デッキを動画へ
すでに作ったデッキが構成を担い、VisionStoryがプレゼンター、ナレーション、編集ワークスペースを追加して、公開に値する動画へ仕上げます。スライドをアップロードし、最初の草案をガイドし、各ページを見直し、シーケンスをプレビューして――最後に生成します。
準備ができたら、AIプレゼンテーションを開いてください。あるいは、1人のプレゼンターから始めたい場合はAIトーキングアバターの作り方へ。
